しげくんにさよならする話–出会い編–

5年の時を経てようやく『ピンクとグレー』を読むことができたので加藤くんとの出会いを振り返ってみた。

NEWSの加藤成亮くんが書く文章が好きでした。

出会いはジャニーズウェブに不定期に連載していた『吾輩はシゲである』シリーズ。

中学の頃から文章を読むのが好きで、その頃は本やブログとかを読みあさっていた。
そんなとき出会った『吾輩はシゲである』。
申し訳ないが当時はしげくんの顔も名前も知らなかった。けれど、文章に飢えていた私はなんとなく読んでみることにした。
夏目漱石の『吾輩は猫である』からとったそのブログは辛口の猫がしげくんの日常を面白おかしく実況しているような形式だった。
名前も顔も知らなかったしげくんの文章にどんどん魅了されて気がつけば1日の一番の楽しみになっていた。

不定期連載だったので、短期間で終わってしまい、終わった後は1日の楽しみがなくなってしまいとても残念だったような記憶がある。

終わった後にしげくんのフルネームも顔も知らないことに気がつき当時すでにKAT-TUNに堕ちた私は購入していたアイドル誌をめくってみた。内くん(当時内くんがまだいたか記憶にないが)、山下くん、錦戸くんの3人とその他愉快な仲間たちという扱いを受けており、内心「こんな面白い文章を書く人なのにもったいない」と落胆した。

つづく